2013年01月20日

センター試験より

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 昨日からセンター試験が始まっています。
 その中の公民科「現代社会」のセンター試験で右のような問題が出ていました。

 ブログで何度か紹介したようにセンター試験ではよく出題される内容なのですが、現代社会の授業や教科書であまり詳しく登場しない内容です。
 しかし情報科の教科書には、これらの内容は必ずあり、知っているべき内容です。

 情報科の授業で、知識としてではなく、体験的に学んでいた生徒にはお得な問題ですね。 
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2012年01月15日

今年もセンター入試の問題から

 今年のセンター入試の「現代社会」の問題を解いていると(社会科の教師でもあるので)、情報科の内容に関係しそうな問題がありました。

第1問 問6(2012年度センター試験 現代社会)

「多数の人々の意識や現状などに関する全体的な傾向について( A )を用
 いて意見を収集して統計的に把握することを目的とする調査方法がある。
( A )による調査のうち、世論調査のように調査対象の規模が大きい場合
 に用いられる手法として( B )がある。( B )は無作為抽出などの
 手続きを用いて調査対象全体の傾向を明らかにすることができる。こうして
 得られたデータを分析した結果をレポートなどにまとめる場合、表やグラフを
 使って他の人々に視覚的にわかりやすく伝えることも重要である。例えば
( C )は、データ全体の構成内容と構成比を示すときに適しているとされる」

 選択肢には Aがアンケートorディベート Bが標本調査or全数調査
 Cが円グラフor折れ線グラフ があり、統計調査の基本的な内容とグラフの選択
(これは去年も出ていましたね)が出題されていました。
 ついでにもう一問、

第5問 問2(2012年度センター試験 現代社会)

 適当でないものを1つ選ぶ問題で

 @特許権、商標権、意匠権など、複数の知的財産権の保護対象となるものが
  一つの製品に含まれることがある
 A日本では、ウェブサイトに載っている他人の文章を無断で複製・転載する
  ことは、個人的に利用する場合の除き、特許権を侵害することになる
 B日本では、知的財産権に関する裁判の一層の充実・迅速化を目的として
  知的財産高等裁判所が設置されている
 C新興工業国と先進国との間で、楽曲やゲームソフトなどの違法コピーの
  取り締まりをめぐり紛争が生じている

 ちなみに正解はAで、特許権を著作権とすれば正しい文章になりますね。

 今のところ情報科の科目はセンター入試には出題されていませんが、もし「社会と情報」の
センター入試が今後できるとすれば、このような問題がでるのでしょうか?
 個人的にはセンター入試の科目に入ってほしくないと思っているのですが・・・。

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2011年03月12日

チェーンメールにご注意A

 先ほどのチェーンメールに注意というブログ記事を書いた直後、自分のケータイを見るとまさにそのチェーンメールが来ていました。
 被災地だけでなく関西でも回っているようです。ご注意ください。


「 ■お願い■
  関西電力で働いている友達からのお願いなのですが、本日18時以降関東の
  電気の備蓄が底をつくらしく、中部電力や関西電力からも送電を行うらしいです。
  一人が少しの節電をするだけで、関東の方の携帯が充電を出来て情報を得たり、
  病院にいる方が医療機器を使えるようになり救われます! 」


 冷静に考えればおかしな点がいくつかあります。
 まずは「電気の備蓄」という箇所、電気ってそんなにたくさん備蓄できたっけ?
 次に「送電を行うらしい」という不確かな語尾
 念のためネットで情報を検索すると asahi.com に下のような記事が、


「電力会社は供給力が足りなくなると、他の電力会社から電力を買って賄う。しかし、東電が供給する周波数50ヘルツの電力を発電しているのは、東電からみて被災地方面の東北電力や北海道電力だけなので、融通は期待できない。
 今回、東京電力は周波数60ヘルツの中部電力から計100万キロワットを融通してもらう。ただ、静岡県などにある周波数変換施設で60ヘルツから50ヘルツに変換しなければならない。同施設の変換能力の小ささから、融通量は限られる。」(asahi.com 2011年3月12日11時43分)

 ということで、このメールは間違いなくデマということですね。
 そもそも電力会社が個人にメールを送ることはまずありえませんし、書いたようにメールの内容は不確かであり、チェーンメールの類です。

 記者会見で政府が節電を呼び掛けている(3月12日(土)20時18分配信 時事通信)ことは確かですので、それを見た人が善意で回し始めたものかもしれません。しかしこのようなチェーンメールが出回ることで、ネットワークへの負担や問い合わせへの対応など迷惑をかけてしまうので、広げないように気をつけてくださいね。


 
タグ:情報モラル
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官房長官がチェーンメールへの注意呼びかけ

 東日本を襲った未曾有の大地震、各報道が地震報道一色になる中、気になるニュースが。


「枝野官房長官、チェーンメールへの注意呼びかけ
   ( 産経新聞 3月12日(土)18時49分配信 )

 枝野幸男官房長官は12日、首相官邸で記者会見し、東日本大震災をきっかけにインターネット上などで出回っている出所不明のチェーンメールへの注意を呼びかけた。
 大震災で千葉県市原市で発生したコスモ石油千葉製油所の火災について、ネット上で「有害物質が雨などと一緒に降るので注意」といったチェーンメールが広がっている。」
 (Webより引用)


 そういえば15年前の阪神大震災の時にも、「△月△日の12時に大きな余震が来る」などといったデマ情報が生徒の間で飛び交ったことがある。当時はメールがまだ一般的ではなかったころなので、口コミでの広がりであったが、大きな地震の後の不安もあり、生徒の中にはその情報を信じ不安を訴える生徒もいた。今回も大きな地震の後の不安の中、口コミではなくケータイのチェーンメールになって広まったものと思われる。

 阪神大震災の時もほしいのは情報であった。初期はどのくらいの地震の規模なのか、道路は通れるのか?避難所はどこか?・・・ある程度の時期が進むと、あいている風呂屋、動いている交通機関など・・・といった情報がみんなほしかった。

 今日の記者会見では繰り返し「確かな情報をもとに行動をしてほしい」とよびかけていた。
 少しでも情報を教えてあげたいという善意のもとで広がったチェーンメールであると思うが、帰って不安をさそったり、混乱をまねく情報となってしまっては、善意も消えてしまう。
 
 東日本地震の被災者の皆様には、心よりお見舞い申し上げます。
タグ:情報モラル
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2011年03月01日

入試ネット投稿事件

 京都大学など複数の大学で、入試中に入試問題をネット上の質問掲示板に投稿するという事件がありました。ここ数日ニュースで話題になっています。ネット上の質問を見た人が京都大学に問い合わせたことから発覚し、複数の大学も同様の質問があったことがわかりました。

 この事件からわかることは
  ・ネット上の投稿は誰からも見ることができる
  ・ネット上はニックネームなどを使っても匿名ではない
 ということで、昨日のニュースで京都府警はIPアドレス等から数日で特定可能ということが書かれていました。

 情報科の授業で、ネット上は匿名のように見えるが実は匿名ではない。IPアドレスと時間がわかれば個人を特定可能というのは、ネットワークの仕組みの話でもモラルでも取り上げる話題です。
 もちろんIPアドレスから個人が特定されるからやらない・・・という問題ではありません。
 技術的にはできてもやらない心を育てることが情報モラルをはじめとするモラル教育と思います。

 技術が進歩してもそれを使うのは人間、「できるけどやらない」という心を育てることが教育の役割ですね。
タグ:情報モラル
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2011年01月29日

ツイッターの事件から

 先日東京の某有名ホテルのレストランで働くアルバイトの人物が、Jリーガーと人気モデルがきたことをツイッターでつぶやき、ホテル側が陳謝した事件があった。

 まずこの事件から考えることは、友人にこっそり教えることと、ネット上のツイッターでつぶやくことの大きな違いである。ネット上でつぶやくことは、世界中を相手につぶやくことに等しい・・・という認識が大切である。

 次にこの事件から考えさせられたのは、このつぶやき後、某掲示板で犯人捜しが始まり約5時間余りで、このつぶやいた人物の個人名を特定され、住まい、誕生日、大学名、サークル、顔写真とプライバシーがネット上で明らかにされていったことである。
 ツイッター上のニックネームが本名の名前を類推できるもの(・・というよりズバリだった)であったことや、過去のつぶやきで大学の近くのお店などについてつぶやかれ、通う学校名が特定できた、また別のSNSに詳しいプロフィールがあった・・・など、断片的な情報が次の情報につながり、個人を特定できたという。

 情報と情報をつなぐと次の情報が出てくる・・ということは情報モラル教育でもとりあげるテーマであるが、今回の事例はまさにその典型であった。  そういえばビジネス誌を読んでいたら、初めての相手に会う時には、事前にその人の名前をネットで検索するとその人の情報が分かることが多いと書いてある。

 ネットに情報を出すときは気をつけないと、また気をつけさせないといけませんね・・。
posted by okamon at 06:02| Comment(0) | ニュースから