2013年02月24日

マルチメディア実習「音楽ソフト」

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 高校1年生の情報Aの授業、3学期はマルチメディア実習となります。

 前半は前にこのブログでも紹介したアニメーションの作成(フリーソフトの「Easytoon」)。
 作ることを通して、アニメーションのしくみや、表現手法を学びます。

 後半は音楽ソフトを使った実習を行います。
 音楽ソフトといっても、フリーソフト「SAKURA」を使います。(写真)
 このソフトは、「ドレミ」とテキストで入力するとその通り演奏されるなど、扱いが簡単です。

 かつトラックをいくつも分けて演奏したり、リズムパートを入れたり・・といくらでも工夫することができるところも、生徒の評判がいいところです。

 こういったフリーソフトを使うのは、もちろん経済的な理由もありますが、もう一つは将来生徒が必要な時に容易に手に入れることができるからです。情報の授業は、授業の中だけでなく、卒業して社会に出てからも、役に立つことを教えようと常に意識しています。

posted by okamon at 13:40| Comment(0) | TrackBack(0) | 情報A 授業

2012年09月14日

スパムコメントのお話

 電子メールの授業でスパムメールの話をしていると、生徒から最近Youtubeの動画のあちこちに次のようなコメントがあることを教えてくれました。

「いきなり不躾な内容で申し訳ありません。余命宣告を受け、残り半-年の命です。事の経緯はブログに記載しております。その内容を先-に確認して頂ければスムーズにお話も出来ると思います。【ブログURL】
お好きな額で構いません。私の手元にはブログの写真に貼っている-通りです。冷やかしをされる方や中途半端な気持ちの方は最初から-お断り致します。体調も日に日に悪くなる一方です…出来れば早急-にご連絡をお待ちしてます。気軽にご連絡下さい。【ブログURL】」

 というものだそうで、このシリーズに「宝くじが当たったが使いきれないので、もらってください」などいくつかのパターンがあるとのこと。
 もちろん生徒たちは、「そんなうまい話あるわけない」と賢い判断をしていたので安心しましたが、調べてみるとこういうのをスパムコメントというそうです。

 もちろん載っているURLは、うさんくさいブログにつながるのだそうで、要注意ですね。
 
タグ:話のネタ
posted by okamon at 21:18| Comment(0) | TrackBack(0) | 情報A 授業

2012年09月12日

「.ピリオド」を使ったメールアドレスについて

 先日生徒から携帯電話で「.ピリオド」を使ったアドレスへのメールがうまく送れない・・という質問があり、同僚の先生と一緒に、いろいろ調べてみました。

 まずインターネットの国際共通規格を定めるRFC基準では
 ・( ) < > [ ] : ; @ \ , をローカルパート及びドメイン部に使用してはいけない。
 ・ダブルピリオド(..)は使用できない。
 ・ローカルパート部の先頭がハイフン(-)ではいけない。
 ・ローカルパート部の先頭がピリオド(.)ではいけない。
 ・ローカルパート部の末尾がピリオド (.) ではいけない

 (.)は禁則文字ではなく
 ・xx..xx@xxxx ピリオドが連続で使用されている
 ・xxxx.@xxxx @の直前でピリオドが使用されている
  のケースのみ国際基準からみるとアウトなのだそうです。

 しかしややこしいのは日本の携帯電話でこの国際基準に移行したのは2009年のようなので、上のようなアドレスは日本の携帯電話のアドレスには存在し、そこ宛てにPCからメールを送ろうとすると送れないなどのトラブルが起こるとのこと。

 さらに調べていくと、例えばメールマガジンなどの登録の際、ローカルパート部分(@より前の部分)の中で「・」を使っている(例えば「h.okamoto@・・・・」というような場合)でも「無効なアドレス」とはじかれるケースがあるとのこと。
 これは国際基準ではなく、そのサイトの設定(プログラム)によるものらしいです。
 調べてみるとけっこうメジャーな企業のサイトでもはじかれるケースがあったようです。(今はどうなっているかわかりませんが・・・)

 生徒に聞くと、メールアドレスのローカルパートに「.」を使うケースは多いようです。
 どの場所に「.」を使ってはいけないか?それ以外でも、メールアドレスが登録できないトラブルが最近まであった(もしかしたら今もある?)ことは知っておいた方がいいかもしれませんね。

 小さな質問から、いろいろ勉強したお話でした。ご参考まで。
タグ:話のネタ
posted by okamon at 20:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 情報A 授業

2011年12月18日

アニメーションの制作

 情報Aの授業ではマルチメディアの実習として、アニメーションを制作を課題としました。
 フリーソフト「Easy Toon」を使って、モノクロの30コマ程度のアニメーションを制作してもらいます。

 今年は相棒の先生の工夫で制作前に、実際のアニメーションの技法について講義をしました。
 生徒にもなじみのある某アニメーションのオープニングの部分を見せながら、
  ・歩いているシーンなど同じ動きを繰り返すループの手法(コピーすればたくさんコマを書かなくていいですよね)
  ・遠くの背景はゆっくり、近くの背景を早く動かすことで動きに立体感が出る工夫
  ・背景はそのままで人だけを動かしていく手法
 などアニメーションで使われている工夫について話ししました。

 先日授業で相互評価を行ったのですが、こういった最初のアドバイスを生かした作品が多く見られました。
 自由な制作課題であっても、自由に作らせるのではなく、最初にいくつかアドバイスするだけでも、出来上がりは大きく違ってきます。
posted by okamon at 19:35| Comment(0) | TrackBack(0) | 情報A 授業

2011年11月10日

著作権の授業でYoutubeを使ってみました

 久々に情報科の授業ネタから、今日は「著作権」の授業です。情報のモラルの授業の中でも、法的なことが絡んで扱いにくいこの分野。その授業を生徒にとってなじみのある Youtube のWebサイトを使って授業をしてみました。

 まず某アーチストのPVのページを提示、これは違法かどうかを尋ねると生徒は「著作権違反」と誰もが認識できていました。どういうところが著作権違反となるかということで、作詞者・作曲者・レコード会社に著作権があり、勝手に使うことは違反であるという話になりました。

 次に実際の歌手の歌をカバーする「歌ってみた」のページを表示しました。「これはどうかな?」と聞いてみると意見は分かれます。例えば私的なWebで自分がカバーした曲を掲載することは、作詞・作曲者への権利侵害となり、違法となります。(ここまでは教科書的な内容です。)

 最後にモーツアルトのページを示し、これも著作権違反かどうかを生徒を聞いてみました。著作権については没後50年たつとその権利はなくなり自由に使えるようになるが、例えば有名な演奏家・ピアニストになると著作隣接権のことも関係してくることを話しました。

 さて授業を終えて、このうち「歌ってみた」については「Youtube・ニコニコ動画はJASRAC・イーライセンス・JRCの著作権管理会社3社と包括契約を結んでいるため、これらの会社が管理している楽曲は原曲の音源やPVなどをそのまま使わなければ「歌ってみた」「演奏してみた」には著作権使用料の問題は発生しない」との話(http://r25.yahoo.co.jp/fushigi/report/?id=20110517-00020097-r25)もありますが、Youtubeの著作権の「よくある質問」(http://www.youtube.com/t/copyright_faq)で、「お気に入りの曲のカバー バージョンを録音したからといって、録音した曲を原曲の権利所有者(作曲家など)の許可なくアップロードする権利が得られるわけではありません。」とコメントされています。
 著作権の視点からは授業で扱ったように、慎重に考えたほうがいいでしょうね。

 
posted by okamon at 14:33| Comment(0) | TrackBack(0) | 情報A 授業

2011年09月12日

グラフでだますのは簡単?

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 情報Aの授業では表計算ソフトの授業を行っていますが、グラフの授業では次のようなお話もしています。

 右のグラフ二つを見てください。どちらの人がダイエットに成功しているでしょうか?
 一瞬グラフ@の方が大きく減っていて、ダイエットに成功しているように見えますよね?
 でもよく見ると、二つのグラフの下の数字は同じです。ではいったい何が違うのだろう?

 お気づきのように、この二つのグラフは同じ数値のものをグラフを作成する際、最大値・最小値・レンジを変えてつくったものです。
 ゆえにまったく同じ数値・変化を表したのに、こんな風に見え方が違うのはなぜでしょう?

 こんなふうに問いかけ・やり取りをしながら、作り方で見え方・印象が異なることに気付かせます。
 そして、自分たちでもレンジをかえたグラフを作らせてみて、その印象の違いを実感させます。

 商品のCMなどではその効果を大きく訴えるために、このような魔法を使ったグラフ、よく見ますよね。
 授業ではそういった「グラフの魔法」に惑わされないことを、メディアリテラシーの視点から考えさせました。
 そういえば「単位換算の魔法」もありますよね。
 例えば某社の栄養ドリンクでは ○○○○1000mgと書いてありますが、それって換算すると1gのこと。ではなぜmgの単位を使うかというと、1000という大きな数字にインパクトがあり、なんとなくたくさん入ってそうと感じさせることができるから・・・というお話もしてみました。

 表計算ソフトの授業ですが、単なるソフトの操作理解ではなく、情報をどう見せるか?それにより印象がどう変わるか?・・・ということも話した方が「情報科」の授業らしいですね。

 世の中にある数字やグラフを読み取る時には、こんなことにも気をつける力を持ってほしいですね。


posted by okamon at 12:13| Comment(0) | TrackBack(0) | 情報A 授業