2011年03月12日

チェーンメールにご注意A

 先ほどのチェーンメールに注意というブログ記事を書いた直後、自分のケータイを見るとまさにそのチェーンメールが来ていました。
 被災地だけでなく関西でも回っているようです。ご注意ください。


「 ■お願い■
  関西電力で働いている友達からのお願いなのですが、本日18時以降関東の
  電気の備蓄が底をつくらしく、中部電力や関西電力からも送電を行うらしいです。
  一人が少しの節電をするだけで、関東の方の携帯が充電を出来て情報を得たり、
  病院にいる方が医療機器を使えるようになり救われます! 」


 冷静に考えればおかしな点がいくつかあります。
 まずは「電気の備蓄」という箇所、電気ってそんなにたくさん備蓄できたっけ?
 次に「送電を行うらしい」という不確かな語尾
 念のためネットで情報を検索すると asahi.com に下のような記事が、


「電力会社は供給力が足りなくなると、他の電力会社から電力を買って賄う。しかし、東電が供給する周波数50ヘルツの電力を発電しているのは、東電からみて被災地方面の東北電力や北海道電力だけなので、融通は期待できない。
 今回、東京電力は周波数60ヘルツの中部電力から計100万キロワットを融通してもらう。ただ、静岡県などにある周波数変換施設で60ヘルツから50ヘルツに変換しなければならない。同施設の変換能力の小ささから、融通量は限られる。」(asahi.com 2011年3月12日11時43分)

 ということで、このメールは間違いなくデマということですね。
 そもそも電力会社が個人にメールを送ることはまずありえませんし、書いたようにメールの内容は不確かであり、チェーンメールの類です。

 記者会見で政府が節電を呼び掛けている(3月12日(土)20時18分配信 時事通信)ことは確かですので、それを見た人が善意で回し始めたものかもしれません。しかしこのようなチェーンメールが出回ることで、ネットワークへの負担や問い合わせへの対応など迷惑をかけてしまうので、広げないように気をつけてくださいね。


 
タグ:情報モラル
posted by okamon at 22:51| Comment(1) | TrackBack(0) | ニュースから
この記事へのコメント
 関西電力のWeb(http://www.kepco.co.jp/)に次のようなコメントが掲載されていました。

<以下引用>
 「(前略)今回の震災復旧に際して、当社名でお客さまに節電に関するチェーンメールを送ることはございませんので、ご注意ください。

 当社はお客さまへの安定供給を維持した上で、11日夕方から、電力各社と協力しながら最大限可能な範囲で電気の融通を行っております。[注]

 平素より皆さまには省エネ・節電にご協力を頂いておりますが、今のところ、お客さまに更なる特別な節電をお願いするような状況にはございません。

 [注]東日本と西日本では、電気の周波数が違います。
    従って、関西電力の電気を東日本に送るには、周波数を変換しないといけません。
    この周波数変換施設の容量には上限があります。」
<以上引用>

 このようなコメントが掲載されるということは、問い合わせが多数あったのでしょうね。
 回した人は善意であっても、不特定にメールをひろげていった結果はこうなり、下手をすれば問い合わせ対応で正常な業務に支障が出る結果となります。
 不正確な情報を広げないことも、私たちがいましないといけないことです。
Posted by 管理人 at 2011年03月14日 14:09
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。
この記事へのトラックバックURL
http://blog.sakura.ne.jp/tb/43809928
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。

この記事へのトラックバック